(建道0044)橋補修交ー第2号 笹台橋橋梁補修工事
- 施工地域: 大仙市協和荒川 地内
地域をつなぎ、未来へ守る。60年の歴史を刻む「笹台橋」の長寿命化修繕
■ 概要
秋田県大仙市協和荒川地内に位置する「笹台橋(ささだいばし)」。地域の交通を支え続けてきた大切な架け橋です。しかし、長年の風雨や積雪の影響により、コンクリートのひび割れや塗装の剥離といった老朽化が進行していました。
今回のプロジェクトの使命は、最新の補修技術を駆使して橋の「健康状態」を劇的に回復させ、次の世代へ安全に引き継ぐ「長寿命化」を図ることです。
施工にあたっては、環境負荷の低減と品質の両立に徹底してこだわりました。橋の桁部分の塗装塗り替えでは、従来の研削に代わり、環境に優しい塗膜剥離剤を採用。また、床版(橋の床部分)の複雑な形状に合わせて、柔軟性と密着性に優れた「塗膜系防水工法」を選択するなど、現場の状況に最適なオーダーメイドの施工を行っています。私たちは、単なる修理ではなく、地域の暮らしの基盤を支える誇りを胸に、一歩先の安全を追求しました。
■ 発注者
大仙市
■ 工事概要
| 工事名 | 橋補修交-第2号 笹台橋橋梁補修工事 |
|---|---|
| 施工場所 | 大仙市 協和荒川 地内 |
| 工期 | 令和6年10月29日 ~ 令和7年8月29日(305日間) |
| 橋梁諸元 | 橋長 45.3m(3径間) |
■ 主な工種
- 上部工補修工(塗装塗り替え)
古い塗料を安全に除去する「塗膜剥離剤」を使用(362.4 m²)。金属の表面を磨き上げる「1種ケレン」を施した後、5層にわたるRc-1塗装系を採用しました。これにより、錆の発生を長期的に抑え、厳しい気候から橋の骨組みを守ります。 - 下部工補修工(コンクリート補修)
橋を支える脚部のリフレッシュです。微細なひび割れに樹脂をゆっくり浸透させる「低圧注入工法」や、欠損部を高性能モルタルで復元する「断面修復工」を行い、構造体の強度を内側から高めました。 - 舗装・床版防水リニューアル
雨水の侵入は橋の天敵です。床版を保護するため、追従性の高い「塗膜系防水(161.6 m²)」を施工。その上に耐久性に優れた最新のアスファルト(改質II)を敷設し、スムーズで安全な走行環境を整えました。 - 橋梁用高欄工(安全対策)
最新の安全基準に適合した鋼製高欄(90.4m)へ一新。視認性と強度を向上させ、歩行者やドライバーがより安心して通行できるよう配慮しています。
「古きを磨き、未来へつなぐ」
橋梁補修は、地域の経済と暮らしを結ぶネットワークを守る、目立たないけれど欠かせない仕事です。
私たちはこれからも、培ってきた高度な技術と誠実な施工で、地域の皆様に愛されるインフラづくりに貢献してまいります。





