広域河川改修工事 05-KA20-51

広域河川改修工事 05-KA20-51

               

■ 概要:地域の安全を未来へつなぐ「淀川」の守り

秋田県大仙市を流れる一級河川「淀川」。本工事は、地域の皆様の暮らしを洪水被害から守り、より安全な水辺環境を築くための「広域河川改修工事」として実施されました。

近年、全国的に激甚化する気象災害に対し、堤防の機能を根本から強化することは、地域社会の「未来へつなぐ、確かな安全」を確保するために欠かせない使命です。

施工においては、河川特有の水位変動や厳しい気象条件を的確に把握。最新の知見と熟練の技術を融合させ、緻密な出来形管理(設計通りの形に造られているかの確認)を徹底しました。目に見えない土の中まで強固なインフラを実現することで、私たちは「暮らしの基盤を支える」という誇りを胸に、誠実なものづくりに向き合っています。


■ 発注者

秋田県(仙北地域振興局建設部)

■ 工事概要

工事名 令和5年度(繰越) 広域河川改修工事
施工場所 秋田県大仙市協和下淀川 地内
工期 令和6年3月29日 ~ 令和6年10月31日
施工延長 L = 43.0m

■ 主な工種とこだわり

堤防の安定化と構造物の信頼性向上を主眼に、以下の施工を行いました。

  • ● 河川土工(築堤盛土):約2,300m³
    現場の流用土と購入土を最適に混合(土砂撹拌)し、基準に基づいた厳格な締固め管理を実施しました。沈下に強く、長年にわたって地域を守り続ける強靭な堤防を構築しています。
  • ● 樋門・樋管本体工
    現場打ちコンクリートによる函渠工(約83m³)および翼壁工(約27m³)を施工。複雑な配筋(鉄筋の配置)や型枠工程においてミリ単位の精度を維持し、水の浸入を防ぐ高い耐久性と水密性を確保しました。
  • ● 法覆護岸工(連結ブロック張り):約333㎡
    大雨による浸食から堤防の斜面を守るため、「緑化型連結ブロック」を採用。防災機能を果たしながら植物の自生を促し、周囲の豊かな景観と調和した「環境との共生」を図りました。
  • ● 堤防天端敷砂利・植生工
    堤防の頂部(天端)に再生クラッシャーラン(約130㎡)を敷設し、法面には張芝・人工芝を施工。雨水による土砂流出を徹底して防ぎつつ、美しく清潔感のある仕上がりを目指しました。

私たちはこれからも、高度な技術力と地域への想いを大切にし、誰もが安心して暮らせる街づくりに貢献してまいります。